山口幸隆さん(日本一のマグロ仲卸人)が情熱大陸に出演!どんな想いで働いてるか?
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気合いのみなもと運営者のKENです。
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次回は築地から豊洲へ。新時代の市場の幕開けを見つめる日本一のマグロ仲卸人に密着!「旨いマグロにはワケがある」14日夜11時25分から #情熱大陸 #まぐろ #とよす #つきじ
2018年10月14日(日) に日本一のマグロ仲卸人として有名な山口 幸隆(やまぐち ゆきたか)さんが、情熱大陸に出演されます。
気合いのみなもとというサイト名だけあって、活躍されている人のテレビを見て気合いをみなもとにできればと思い、情熱大陸に出演の山口 幸隆さんを紹介することにしました。
日本一のマグロ仲卸人である山口幸隆さんのプロフィール
2018年10月時点で情熱大陸に記載のプロフィールを簡単に紹介します。
1963年東京出身。築地で仲卸の一番番頭を務めていた父のもとで育ち、大学2年生で父の店「やま幸」の手伝いに入りマグロの虜となる。以来、マグロ一筋36年。その優れた目利きと仕入れで一目おかれる存在になり、半店舗程度の大きさだった店を31店舗に拡大させた手腕の持ち主。曰く「成功の秘訣は飽きずにやり続けること」1日にマグロの握りを50貫以上は食べるという大のマグロ好き。55歳。
現在55歳ということで、働き盛りであると同時に、後進の育成も考え始める時期かもしれませんね。
そもそも、仲卸(なかおろし)とは、青果物、水産物、食肉、花き(観賞用の植物全般)の卸売市場内で、卸売業者と小売業者を仲介する業者のこと。 卸売業者から仕入れた商品を、市場内での売買参加権のない買付人(小売業者など)向けに小分けして販売することをさしています。
築地でその仲卸の一番番頭をつとめていた父のもとで育ちとあって、優秀な父の背中をみて育ったのもあって今の仕事、活躍に影響を与えているのだと感じました。
大学2年というとストレートで大学に入学していれば、二十歳です。手伝いとはいえ、一番番頭の父親だからこそ、厳しく指導されたのではないかと推測されます。
それから、マグロ一筋で36年。
36年とはそれなりに長い年数です。
今から36年のキャリアをつもうとすると、36年の時間が必要です。(当たり前ですよねww)
そんな優秀な山口幸隆さんの優れた目利きと仕入れを信頼し、いろんな小売業者、飲食店から一目おかれる存在になります。
通常のお店の半分の規模のお店を31店舗まで、拡大させた手腕はスゴイですね。
ここでいう31店舗とは、築地市場にマグロの仲卸だけで200店舗が存在し、そのうちの31店舗を持ちトップクラスの売上をほこっているのです。
200店舗のうちの31店舗だと、約16パーセントのシェアをほこります。
通常のお店の半分の規模から、ここまでシェアを高めたのは、凄いですね。
山口幸隆さん曰く「成功の秘訣は飽きずにやり続けること」
確かに、継続するだけで、抜きんでれることは多いと思います。
だらだら継続するよりは、集中して正しい努力を継続することが大事だと思います。
1日にマグロ50貫以上を食べるとは、凄いですね。
マグロ好きで、マグロを食べるのも好きだからこそ、目利きの腕も上達していったのでしょう。
好きこそものの上手なれとは、よく言ったものです。
築地市場、最後の初競り マグロ最高値は3645万円
山口幸隆さんが社長をつとめる「やま幸」は、どんな会社?
山口幸隆さんが社長をつとめる「やま幸」は、設立が昭和49年5月29日となっています。
「やま幸」は、「やまゆき」と読みます。
山口幸隆さんの名字から「やま」、お名前のから「幸」をとって、「やま幸」としたのではないかと推測します。
会社の沿革や住所などの詳細情報は、やま幸グループのコーポレートサイトに記載があります。
やま幸グループは7つの事業部からなる会社です。
- 生・冷凍マグロ専門「やま幸」
- 鮮魚全般「築地大豊」
- 高級魚専門「希海」
- 生・冷凍メカジキ、マグロ専門店「幸宮」
- 魚介類加工「太田支社」
- 築地魚河岸「幸弥」
- 場外小売店「黒銀」
築地市場から築地市場に移転することによって、何かの変化があるかもしれませんが、2018年10月時点でのコーポレートサイトには以上の7つの事業部からなると記載があります。
やま幸グループの皆さんは、どんな想いで働いているのか?
やま幸グループのコーポレートサイトにも記載がありますが、素晴らしい想いで働かれていたので、引用させていただきました。
お客様への想い
お客様に気持ちよく使っていただけるように 一つ一つの作業を丁寧にすることを心がけております。
また、気持ちよく使っていただくために買って終わりではなく、「お客様の反応はどうでしたか?」と聞くようにしています。
そうしていきながら、お客様にとって ベストな仕入れを提案していきます。商品への想い
お客様のお客様から、「ここのお店でなきゃ食べられないね」「本当に美味しいね」と言ってもらえることが私たちの喜びです。
そのために、プライドを持って鮪や魚の仕入れをしています。
お客様に合わせた提案を行い、最終的には食事を楽しむお客様が喜んでいただけるマグロ・魚は何なのかを一緒に追及していきます。
丁寧さとは、どんな仕事にも、求められる要素の一つですが、丁寧さを感じる商品はどこかオーラを放っているようにも感じます。
販売して終わりではなく、お店に卸して、最終的に食べるお客様の反応を聴いているところが真剣に仕事をしている証拠ではないかと思います。
お客様のおいしいという声がやま幸グループの皆さんの喜びだとあり、とても素晴らしい考え、想いだと感じました。
追及していくという記載もあり、これは、常に問いを持って働いているということだと思います。
答えは問いをこえることができないとは、言いますが、常にレベルの高い問いをもって、働くことで、レベルの高いマグロ・魚を提供することにつながっているんだと思いました。
山口幸隆さんの仕入れたマグロはどこで食べられる?
山口幸隆さんの仕入れたマグロを食べてみたい!そう思った方も多いはず。
名だたる高級すし店に行ければいきたいけど、どこの高級すし店が山口幸隆さんの仕入れたマグロを取り扱っているのか、調べるのが大変そうですよね。
やま幸グループのコーポレートサイトをみると、名だたる高級すし店に行かなくても、山口幸隆さんの仕入れたマグロを食べることができることが判明しました。
7つの事業部のうちの1つ「築地魚河岸 小売店『幸弥』」では、築地市場仲卸「やま幸」のマグロ、「希海」の鮮魚、「やま幸大田支社」の加工品を一般向けに販売しているとのこと。
やま幸ブランドの商品をお求めやすく取り揃えているそうです。
ちなみに、「幸弥」は「ゆきや」と読みます。
7つの事業部のうちの1つである、築地市場場外小売店「黒銀」でも、山口幸隆さんの仕入れたマグロを食べられます。
築地市場場外小売店「黒銀」は、やま幸グループのマグロを取り扱うテイクアウト店です。
やま幸ブランドのマグロをリーズナブルに一般のお客様に提供しているお店です。
ロッキングオンやまんパクなどのフェスにも出店している「黒銀」は、観光客から外国人まで大人気の店舗です。
築地市場から豊洲市場に移転して、名称が変更になるかは、分かりません。
コーポレートサイトには、新しい住所の記載はまだのようですが、どこにお店があるかは、豊洲市場の案内図の情報で、分かりやすいのが見つかり次第、追記します。
漁業・水産業界について
魚介類の国内消費量は、バブル期にピークアウトしてその後、減少傾向が続いているようです。
輸出も頭打ち傾向を感じますが、海外の需要を取り込んでいくことで、水産業界にも明るい未来に期待が持てるのではないでしょうか
ちなみに、水産大手は、マルハニチロ、日本水産、極洋という会社です。
マルハニチロは、売上高が9000億円くらいある巨大企業です。
築地魚市場も上場していて、788億円の売上をほこっています。
まとめ&感想
日本一のマグロ仲卸人として有名な山口 幸隆さんの目利きや手腕は、長年の真剣な働き方から、生まれたのではないかと思います。
自分も、活躍されている方の姿勢に影響をうけて、影響を与えられるような自分へと成長したいと思いました。